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災害伝言ダイヤルの模擬訓練の結果     
       
    災害伝言ダイヤル<171>の模擬訓練を、平成22年10月1日に当院透析
   患者者235名中211名と職員を対象にはじめて行ないました。その結果と問
   題点をお知らせします。

  1.方法
    <171>からの伝言入手について、あらかじめ用紙を用い、直前の透析時に、
   スタッフから個々に説明を行なった。
    昴よりメッセージを午前・午後の2回録音し提示した。
   メッセージの内容は以下の通り。メッセージにはこれは訓練ですの一言を添えた。
    午前:昴では断水により透析ができません。本院は透析可能のため問い合わせ
      てください。本院電話番号は451−1307です。
    午後:14時より昴での透析が可能になりました。昴に連絡をください。

  2.結果
    アサ42名 ヒル13名 ヨル17名 合計72名が参加した。
    不参加数は139名。
    忘れていた人が83名、操作がわからなかった人が10名。
    参加した人の53名は簡単であったという意見であった。
    家族でも実施している人が2名いた。

  3.主たる感想
    1)声が小さく聞きとりにくい
    2)内容を書き留めるメモが必要
    3)やりかたがわからない。慣れようと思って3回かけた
    4)パニックにならないように家族でもやっている

    誤って「昴」よりのメッセージに、録音した患者が2名いた。
    メッセージを聞いて、本院に電話した人がいた。
    やり方がわからなく昴に電話してきた人がいた

  4.まとめ
    録音の声は大きな声で録音する必要がある。
    間違って録音する人がいるため定期的に確認する必要がある。
    まだ全体的に関心が薄く、操作がわからなく参加できない人がいたため、
    定期的に模擬訓練を行なう必要性を感じた。


       
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